江田島クローズドイベント実施報告

2023

梅雨の間の晴天、気温27度と暑すぎず海遊びにはもってこいの天候の中での開催となりました。波も穏やかで初めての方にはとてもやさしい環境です。

参加者は地元の障害者福祉事業所から4名の障害者体験者とスタッフ2名。ライフジャケットの着用方法と安全性を説明し、不安を取り除くことからスタート。

パドルの使い方を教えてもらい、まずはメガサップに皆で一緒に乗りました。

次に、待ちにまったクリアカヤックやサップ、一人で自由に広ーーーい海に出ましょう!

クリアカヤックに乗っていると、深い深い海の底を見ることができます。

サップも浮き具がついているもはとても安定していて安心です。普段の生活では自分がこんなバランス感覚を持っていたことを知りませんでしたね。

すぐにスイスイ、自由にいきたい方向に向かって漕ぎ進めることができました。

初めてでも出来た。私でもできた。

この素晴らしい経験は普段の生活にも生きてきます。

「出来ない」と思っていたことを「やってみよう!」という気持ちが一つ大きくなるだけで、もっと素晴らしい世界が待っています。


江田島の取り組み

  • ・現場担当者とリモートにて打ち合わせを実施して、現場の取り組みや昨年度支援物品の活用実績をヒアリング。
  • ・今年度は、実際に運用していくことを目的としてクローズドのイベントを開催することを提案
  • ・イベント実施に至る手順や方法をレクチャーし、主体は地元となるようサポートする。

クローズドイベントの目的

  • 地域の方にユニバーサル化されたビーチの取り組みを周知すること。

  • 実際にイベントにてサポートを実践することで経験値を高める。

サポート実践研修を踏まえたクローズドイベントなので、周知方法は、現場担当者が地元のカヌー関係者に配布して当日のイベントの協力を募る。また、地元の障害者関係施設や社会福祉協議会に直接伺って説明をしチラシを配布して参加を募る。こちらから提案したチラシ案を、地元担当者によって完成版とした。